今から7年前の2013年、パリに将来の世界最高級センターバックになる可能性があると期待された選手がいた。
タレントが集結してきていたパリ・サンジェルマンにて10代の頃よりプレイし、リーグ・アン年間最優秀選手賞まで受賞したDFママドゥ・サコである。
ところが、そこからサコは少しばかり躓いてしまった。2013年にはリヴァプールへ移籍するのだが、ワールドクラスと呼べるほどのパフォーマンスは披露できず。30歳になった今、サコはクリスタル・パレスにてプレイを続けている。
世界最高級センターバックにはなれていないが、仮に2013年の段階でリヴァプール以外のクラブを選んでいればどうなっていただろうか。英『LIverpool Echo』によると、当時のサコにはいくつかオファーが来ていたという。リヴァプールを選択したことに後悔はないようだが、別のクラブならばシナリオは変わっていたかもしれない。
「パリを離れる時、僕にはバルセロナ、バイエルン、アーセナル、リヴァプールからのオファーがあった。リヴァプールを選んだのは、偉大な歴史を持つ夢のクラブの1つだったからだ。4年間ファンタスティックな観衆がいるアンフィールドにて赤いシャツを着ることができた。クラブとは非常に良い関係だったし、スアレスやコウチーニョ、ジェラード、スタリッジなど優れた選手たちともプレイをした。彼らと素晴らしい時を過ごしたよ」
バルセロナ、バイエルン、アーセナルからもオファーがあったことを考えると、やはり当時のサコに対する評価は高かったのだろう。リヴァプールでやや埋もれるような格好となってしまったが、サコは夢のクラブでの4年間を楽しめたようだ。
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