500万ユーロから6000万ユーロへ“12倍”の急上昇 2年で世界クラスになった男

ドルトムントのハキミ photo/Getty Images

今ならレアルで戦える

レンタル移籍は若手に経験を積ませることが大きな目的となるが、一気にワールドクラスの選手にまで成長するとは。

スペイン『MARCA』が驚いているのは、レアル・マドリードからドルトムントにレンタル移籍したDFアクラフ・ハキミだ。

ハキミは2018年の夏に2年間の契約でドルトムントへレンタル移籍したが、2年前の段階ではハキミの市場価値は僅か500万ユーロだった。しかし今では6000万ユーロにまで上昇しており、このレンタル移籍中に12倍も市場価値が上がったことになる。
当初はレアルサポーターもそこまでハキミのことを気にかけていなかったはずだが、この2年でハキミはワールドクラスのサイドバックへと成長を遂げたのだ。

左右両方のサイドバックを担当できることに加え、爆発的なスピードを備えているのがハキミの強みだ。その圧巻のスピードを活かした攻撃参加は驚異的なレベルにあり、レアルでも十分に通用することだろう。

レアルからブンデスリーガにレンタル移籍し、一気に主力へ。このルートはレヴァークーゼンへのレンタル移籍で急成長し、そこからレアル不動の右サイドバックとなったダニエル・カルバハルと同じだ。

今もカルバハルは絶対的な右サイドバックとなっているが、ハキミならば勝負を挑めるはず。2年間で12倍も市場価値を高めた今、レアルサポーターもハキミを待っているはずだ。

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