かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、昨季限りで現役を引退した元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー氏。アーセナル時代の活躍も思い出深いが、マンUで過ごした3年間はこのストライカーにとって特別な時間だったことだろう。なにしろ、移籍初年度の2012-13シーズンにはアーセナルで叶えることができなかった念願のプレミアリーグ制覇を達成している。これが一生の思い出となったことは間違いない。
そんなファン・ペルシー氏がマンU時代に自身の中で特に印象に残った選手を何人か挙げている。仏『So Foot』のインタビューに登場した同氏は、「サッカー選手は常に自分らしく振る舞わなければいけないと思うんだ。これから紹介する5人はそういった意味でとても強烈なキャラクターを持った選手だと思ったよ」と前置きした上で、次のように最高の同僚たちを紹介した。
「ビディッチは戦士だったね。普通なら怖いと思うところへも彼は頭から突っ込んでいった。勝つためならなんでもしていたね。ファーディナンドはビディッチよりもエレガントな選手だった。ボールの扱いも上手いし、空中戦にも強かったよ。ギグスには華やかさがあったね。彼はピッチ上で常に気持ちよくプレイしていたんだ。39歳でもコンディションは良かったね。ヨガをしながらサッカーを続けていたことも印象深いよ」
「ルーニーも独自のスタイルを持つ選手だったね。彼は常に全力で試合に挑むんだ。そして、常にチームを鼓舞するために声を張り上げていたエブラ。最近は面白いビデオを作る人になっているけれど、彼はとてもプロフェッショナルだったし、めちゃくちゃ賢かった。5つも言語を話せるんだよ。韓国語もさ。プロ選手として素晴らしく、フィジカルと同じくらいメンタルも強靭だったな」
マンUで強烈な個性を持っていたと感じた選手を次々と口にしたファン・ペルシー氏。新天地での出会った新たな同僚たちは彼に相当な衝撃を与えたようだ。そんな選手が一堂に会していた当時のマンUはかなりの個性派集団だったか。
レジェンドの心に今も残る強烈な個性を持った5人の元チームメイト。アーセナルやオランダ代表で印象に残った選手も少し気になるところだ。
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