ユーヴェで“サッリボール”の実現は不可能? 障壁となる「ロナウド」の存在

タッチラインぎわでサッリから指示を受けるロナウド photo/Getty Images

適応すべきなのはロナウドではなくサッリ

キエーヴォに所属する元イタリア代表FWエマヌエル・ジャッケリーニが、古巣ユヴェントスについて語っている。

昨夏に、イタリア屈指の戦術家マウリツィオ・サッリを招聘したユヴェントス。現在セリエAで首位に君臨しているものの、新体制ということもあってか、格下相手に苦戦を強いられることも多く、近年のような圧倒的な強さを見せられることができていない。さらに、26日に行われたチャンピオンズリーグ・ラウンド16の1stレグで、リヨンに0-1で敗戦。ここまでの状況も含めて、メディアやファンからユヴェントスや指揮官のサッリには厳しいコメントが寄せられている。

そんな中、『DAZN』のインタビューに応じたジャッケリーニ。過去にユヴェントスに在籍していただけでなく、ナポリ時代にはサッリのもとでプレイした経験もある同選手は「ユヴェントスは、素早いパスをもとにサッカーのベースを作るコーチを連れてくることで、特別な選択を行った。ただ、ユヴェントスでそれを行うのは難しいだろう」と述べた。これまで同指揮官が得意としてきた“サッリボール”や“サッリズモ”と呼ばれるスタイルを、イタリアの絶対王者で採用するのは厳しいのではないかとの見解を示したのだ。

そして「その理由は全て、ロナウドの存在にある。彼は自分の戦い方を持っている選手だからね。彼に特定のことを頼むことはできないんじゃないかな。サッリも苦労していると思うよ。チームにも何年もかけて構築したサッカーが根付いており、それは彼のものと非常に異なるタイプのものだらね。ユヴェントスはプレイのテンポがとても遅いし、彼らはワンタッチやツータッチのサッカーはしない」と明かした。

さらに、ジャッケリーニは「ロナウドはユヴェントスでプレイしなければならない選手なので、適応する必要があるのはサッリの方。その逆ではないんだ」とも話している。様々なフォーメーションを試すなど、試行錯誤する姿が見られるサッリだが、はたしてユヴェントスでの最適解を見つけることができるのか。

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