イタリアダービーの無観客開催が正式決定 デビューが期待される吉田らの試合は

今季前半戦のイタリアダービーでは2-1でユヴェントスに軍配が上がっていた photo/Getty Images

第26節では5試合が無観客に

セリエAは現地時間2月27日、同月29日から3月2日にかけて行われる第26節において、一部の試合を無観客で開催すると発表した。

現在、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。ヨーロッパでも感染者が急増しており、特にイタリアでは深刻な状況に陥っている。その影響はサッカー界にも大きく及んでおり、セリエAでは特に感染が拡大している北部地域で、2月23日に開催予定だった第25節の4試合を延期していた。

そして第26節の試合ではどのような措置が取られるのかに注目が集まっていたが、会議の結果、開催こそするものの、感染者の拡大を避けるためにスタジアム内に観客を入れないという結論に至ったようだ。対象の試合は今節注目のイタリアダービー「ユヴェントス×インテル」をはじめ、「ウディネーゼ×フィオレンティーナ」、「ACミラン×ジェノア」、「パルマ×SPAL」、「サッスオーロ×ブレシア」の5試合だという。
一方で、セリエAデビューが期待される日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアや、今季セリエAでブレイクを果たしている同代表DF冨安健洋が所属するボローニャの試合は、予定通り開催されるとのことだ。なお、地元メディアらによると、イタリアの北部では580名以上の感染者と17名の死亡者が確認されており、セリエCでプレイする選手の陽性反応も確認されたことも伝えられていた。

無観客で開催される試合は以下の通り

2月29日(土)
ウディネーゼ×フィオレンティーナ

3月1日(日)
ACミラン×ジェノア
パルマ×SPAL
サッスオーロ×ブレシア
ユヴェントス×インテル

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