「本当にばかげた行為」 チェルシーDFの一発レッドにレジェンド憤慨

CLバイエルン戦で一発レッドを受けてしまったM・アロンソ photo/Getty Images

試合終了間際にまさかの退場

チェルシーにとってはまさに“泣きっ面に蜂”だった。現地時間25日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのバイエルン・ミュンヘン戦で、試合終了間際に退場となったDFマルコス・アロンソにレジェンド達から手厳しい声が上がっている。

問題のシーンは試合の趨勢が決した後の82分。チェルシーの左サイドから攻撃を展開しようとするバイエルンに対し、M・アロンソはボールを持つトーマス・ミュラーのチェックへ向かおうとした。しかし、この動きをロベルト・レヴァンドフスキがブロックしたことで2人は少し競り合う形に。その後、なんとかレヴァンドフスキをかわしたM・アロンソだったが、このブロックが気に食わなかったか右手でポーランド代表FWにパンチをお見舞い。最初はイエローカードの提示のみだったが、VARの介入により処分がレッドカードに変更され退場処分となってしまった。

0-3とされた後で気持ちが切れてしまったか。とはいえ、M・アロンソの行為が軽率だったことは間違いない。そして、この退場劇にはプレミアのレジェンドたちも怒りを露わにしている。
「あれは報復行為のレッドだ。腕を振っていたしね。経験豊富な選手のはずなのに、本当にばかげた行為だよ。今日の試合ではあちらこちらにカメラがあった。当然罰せられると思ったね」

試合後、『BT Sport』でこう語ったのはリオ・ファーディナンド氏。どうやら、同氏は同じDFとしてM・アロンソの行為には相当がっかりさせられたようだ。この意見にチェルシーOBもジョー・コール氏も賛同し、次のように述べた。

「彼は自分をマネジメントしきれなかった。アロンソとレヴァンドフスキは何か言い合いをしているように見えたな。少しの悪意が介在したかな。でも、彼はそれをすべきではなかったし、あの行為はチームを失望させたよ」

2人のレジェンドにバッサリと切り捨てられてしまったM・アロンソ。終わったことはどうしようもないが、今後の活躍で名誉挽回といきたいところだ。

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