ミランの最低条件はEL出場 ピオリ政権の運命を決める“97日間”

ミランを指揮するピオリ photo/Getty Images

イブラ復帰効果で目標達成なるか

今季途中よりマルコ・ジャンパオロに代わってミランを指揮するステファノ・ピオリは、ここから運命を決める97日間に挑むことになる。

ピオリの仕事が成功か否か。それを決めるのは、ヨーロッパリーグ出場権獲得だ。伊『Tuttosport』はリーグ戦6位フィニッシュ、あるいは準決勝まで勝ち残っているコッパ・イタリア制覇が成功への最低条件とし、ピオリの今後を決めるものになると伝えている。

現在ミランはリーグ戦で10位と苦しい位置にあるが、6位ヴェローナとは勝ち点差が2点しか離れていない。十分に追いつける点差であり、もちろんコッパ・イタリアの方にも優勝のチャンスは残っている。
ここからシーズン終了までの97日間でピオリ政権の全てが判断されるということだ。すでにミランはピオリに代わる新指揮官候補としてルチアーノ・スパレッティやラルフ・ラングニック、前バレンシア指揮官マルセリーノ・ガルシア・トラルらをリストアップしているという。

もっともヨーロッパリーグ出場権獲得だけでクラブが納得するかは分からないところだが、ピオリに求められる最低条件がそれだ。ズラタン・イブラヒモビッチの復帰から良い流れにあるのは間違いなく、名門の意地を見せたいところ。

まだローマ、ラツィオ、ユヴェントス、ナポリ、アタランタと難敵との戦いが控えているが、ミランはどこまで勝ち点を伸ばせるだろうか。

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