5位は昨季リーグ得点王とMVPに輝いた横浜FMの仲川輝人。昨季開幕時点で90万ユーロ(約1億700万円)だった男の市場価値は、この1年で280万ユーロ(約3億3400万円)にまで急上昇。“ハマの新幹線”は自身の評価を高める速度も尋常ではなかったと言えるだろう。
4位は日本人選手で最高の300万ユーロ(約3億7000万円)を記録したガンバ大阪のDF昌子源だ。電撃移籍となったが、彼は1年ぶりのJリーグでその価値を再び証明することができるか。ロシアW杯でレギュラーCBを務めた男の新たな挑戦が始まる。
ここからはトップ3。3位は浦和レッズのFWファブリシオだ。その市場価値は310万ユーロ(3億7000万円)。昨季は前半戦の怪我もありゴール数が思うように伸びなかったものの、この29歳が確かな実力を備えていることに疑いの余地はない。再び埼玉スタジアムで最高級の輝きを放ってほしいところだ。
2位は320万ユーロ(約3億8000万円)を記録した名古屋グランパスのFWジョー。“元セレソン戦士”という看板を持っているだけに、この金額も納得だろう。24得点を奪って得点王に輝いた2018シーズンは衝撃だった。今季大爆発すれば市場価値4億円超えも見えてくるか。
そして、現在Jリーグで最も市場価値が高いのはやはりこの男。ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタだ。もはや説明は不要だろう。誰もが認める世界屈指のスーパースターの市場価値は、34歳を迎えた今なお400万ユーロ(4億7600万円)。2位に1億円近く差をつけてトップに立っている。唯一の4億円超えとあって、文句なしの1位と言える。
実に豪華な顔ぶれとなったJリーガー市場価値ランキングのトップ10。はたして来年の今頃、このランキングにはどのような顔ぶれの変化が生じているのだろうか。上位争いが活発になることを期待したい。
『transfermarkt』によるJリーガーの市場価値ランキングは以下の通り
1位 アンドレス・イニエスタ(400万ユーロ/約4億7600万円/ヴィッセル神戸/35歳)
2位 ジョー(320万ユーロ/約3億8000万円/名古屋グランパス/32歳)
3位 ファブリシオ(310万ユーロ/約3億7000万円/浦和レッズ/29歳)
4位 昌子 源(300万ユーロ/約3億5700万円/ガンバ大阪/27歳)
5位 仲川 輝人(280万ユーロ/約3億3400万円/横浜F・マリノス/27歳)
6位 マルコス・ジュニオール(250万ユーロ/約2億9800万円/横浜F・マリノス/27歳)
6位 クリスティアーノ(250万ユーロ/約2億9800万円/柏レイソル/33歳)
8位 チャナティップ・ソングラシン(240万ユーロ/約2億8500万円/北海道コンサドーレ札幌/26歳)
9位 土居 聖真(230万ユーロ/約2億7400万円/鹿島アントラーズ/27歳)
9位 清武 弘嗣(230万ユーロ/約2億7400万円/セレッソ大阪/30歳)
9位 谷口 彰悟(230万ユーロ/約2億7400万円/川崎フロンターレ/28歳)
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