プリシッチとの“ダブルエース”実現へ アメリカのワンダーボーイが描く目標

ドルトムントでブレイクの兆し見せるレイナ(右) photo/Getty Images

先輩と同じくドルトムントからA代表へ

チェルシーで活躍するアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチに続けるのか。またドルトムントで1人の若きアメリカ人選手が暴れている。

元アメリカ代表MFクラウディオ・レイナを父に持つ17歳MFジョバンニ・レイナだ。今月4日に行われたDFBポカール3回戦のブレーメン戦では大会史上最年少得点まで記録しており、すでに才能を見せつけている。

ドルトムントといえばプリシッチも活躍したクラブで、同じ道を辿るレイナもプリシッチ2世と期待されているわけだ。ブンデスリーガ公式によると、レイナもプリシッチとの比較があるのは理解している。あくまで自己流を貫く考えだが、将来的にはアメリカ代表で一緒にプレイしたいと願っているようだ。
「僕は創造性ある選手だと思うし、あらゆることができる。ボールを持てばパス、ドリブルを組み合わせることができるし、勝ちたいとの思いを強く持っている。これも僕のクオリティの1つだと思う」

「クリスティアンとは連絡を取っているけど、僕は僕であろうとしている。彼がドイツでやったことはアメイジングだし、プレミアでも上手くやっている彼との比較はクールなものだ。だけど、僕は自分の道を歩みたい。異なる選手だからね。近いうちに彼と代表チームでプレイできることを願っている」

チームでは19歳FWアーリング・ハーランドもブレイクしているが、レイナも本格ブレイクの時は近いと言っていいだろう。ブンデスリーガで戦うだけのクオリティは備えているはずで、20歳を迎える頃にはワールドクラスの若手になっているかもしれない。

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