“世界最高級”パスマスターが引退する日は近いのか 分岐点となる2023年

レアルの中盤に君臨するクロース photo/Getty Images

「考え始めるにはちょうどいい年齢」

“白い巨人”の中盤を支えるパスマスターも、そろそろ身を引く時期を考え始めたか。レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースが自身の今後について語っている。

現在30歳のクロースは2014年からレアルでプレイ。前所属のバイエルン・ミュンヘン時代と合わせてキャリアで4度チャンピオンズリーグを制し、ドイツ代表では2014年のブラジル・ワールドカップ優勝を経験している。レジェンドと呼ぶに十分過ぎる実績の持ち主と言えるだろう。

今季もここまでレアルで公式戦28試合に出場し4ゴール8アシストとフル回転しているクロース。しかし、彼の頭の中には今後数年以内の引退というワードがちらつき始めているという。これについて同選手は『SPORTSCHAU』へ次のように語っている。
「僕はレアルと2023年まで、あと3年半契約を結んでいる。その時、僕は33歳だ。新たな契約を結ばずに、他のことを考え始めるにはちょうどいい年齢だね。それからキャリアを終える決断をするまで、それほど多くの時間はかからないと思うよ」

レアルとの現行契約が満了を迎える2023年こそ、自身のキャリアにおいて重要な年になると語ったクロース。状況次第では、そのまま現役引退なんて可能性も考えられるか。

現時点でそこまで衰えの見えないクロースだが、本人にしか分からない限界を彼は感じているのかもしれない。はたして、このドイツ代表MFが欧州トップレベルで活躍できる時間はあと残りわずかなのだろうか。我々は今のうちに、このパスマスターの鮮やかなプレイをその目に焼き付けておくべきなのかもしれない。

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