ドルトムントで華々しいデビューを飾ったFWアーリング・ハーランド、マンチェスター・ユナイテッドがスポルティング・リスボンから獲得したMFブルーノ・フェルナンデスらは、今冬の移籍市場でも大きな話題を呼ぶ取引だった。
しかし、注目すべき移籍は他にもある。英『TalkSport』は「見逃しているかもしれない今冬の補強」をまとめており、ここで軽く今冬の動きをおさらいしておくのもいいだろう。
1.フランシスコ・トリンカオ(ブラガ→バルセロナ)
合流するのは来季からだが、バルセロナはポルトガルのブラガから20歳のアタッカーを獲得した。ポルトガルの世代別代表でもプレイしてきた逸材で、主に右サイドからの仕掛けを得意としているレフティーの選手だ。
同メディアはNewクリスティアーノ・ロナウドと呼ばれていると紹介しており、また1人ポルトガルからクリスティアーノ・ロナウドの後継者候補が出てきたことになる。
2.リュカ・トゥザール(リヨン→ヘルタ・ベルリン)
ヘルタといえば先日ミランからFWクシシュトフ・ピョンテクを獲得したことが話題となったが、守備的MFトゥザールのことも忘れてはならない。22歳と若い選手だが、リヨンでは150試合以上に出場している経験豊富なMFだ。こちらもヘルタへの合流は来季からとなるが、フィットすればヘルタにとって大きなプラスとなる。
3.ブルーノ・ギマランイス(アトレティコ・パラナエンセ→リヨン)
今季限りでのトゥザールの退団が決まったリヨンだが、その代わりにブラジルから22歳のギマランイスを引き抜いている。ギマランイスにはアーセナルも関心を示していたと言われており、U-23ブラジル代表でのプレイ経験もある。初の欧州挑戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるのかに期待が集まる。
4.ハテム・ベン・アルファ(バリャドリード)
マルセイユやニューカッスル、レンヌなどで活躍してきたベン・アルファは、フランスが生んだ天才プレイヤーの1人だ。10代の頃より評価は抜群だったのだが、ファンタジスタ気質が強すぎるのかチームにフィットしないケースが多かった。昨夏にレンヌを退団してからはフリーの状態が続いていたが、初のスペイン挑戦が実現することになった。
来季から合流するケースもあるが、彼らも注目の移籍と評価されている。復活を誓う者から初の欧州五大リーグ挑戦へ踏み出す若手まで様々だが、この4つの移籍も記憶しておいて損はない。
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