オランダの新星MFは、バルセロナでその能力をまだ十分に発揮することができていないのか。母国の先輩がMFフレンキー・デ・ヨングに厳しい評価を与えている。
昨夏アヤックスから鳴り物入りでバルセロナに加入したデ・ヨング。今季はここまで公式戦28試合に出場し1ゴール2アシスト。レギュラーに定着したこともあり、移籍初年度はまずまずと言えるのではないだろうか。
しかし、オランダの大先輩であるルート・フリット氏からはこのMFに手厳しい評価が下された。蘭『Voetbal Primeur』のインタビューに登場した同氏は、デ・ヨングはバルセロナでもっと影響力を持てるはずの選手だと主張。彼の才能を考えれば、今季のパフォーマンスは不十分だと次のように語っている。
「フレンキーが送っているシーズンを素晴らしいという人もたくさんいるが、私はそれについて疑問を持っているよ。実際、彼は人々が言うほどにうまくプレイはしていない。まだ改善できるはずだ。彼がもっとうまくプレイできることを私は知っているからね。フレンキーはさらに良くならなければならないよ。それだけの才能を持った選手だからね」
後輩MFの今季パフォーマンスをバッサリと切り捨てたフリット氏。しかし、これはコメントの後半でも言及した通り期待の裏返しのようだ。スケールの大きな選手となれるポテンシャルがあるだけに、小さくまとまってほしくないとの思いもあるのだろう。オランダの先輩はデ・ヨングにさらなる飛躍を求めている。
はたしてバルセロナでの時間をスタートさせたこの22歳は、ここから自身のレベルをもう一段階引き上げることができるのだろうか。持てる力を余すところなく披露しろと、母国の大先輩からは檄が飛んでいる。
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