わずか20分の間にハットトリック。衝撃的なブンデスリーガ・デビューを果たしたドルトムントのアーリング・ハーランド。マンチェスター・ユナイテッドからの興味が盛んに報じられていたが、結局彼が選んだのはドルトムントだった。
しかし彼がブンデス行きを決めたのは、プレミア挑戦への準備期間なのかもしれない。「ある日プレミアでプレイすることになるかもしれない」と語るのは、エージェントであるミーノ・ライオラ氏だ。英『Daily Mirror』が伝えている。
「ドイツへ行くのは正しい動きだったと思う。プレミアリーグをピラミッドのもっとも高い部分だとみなすなら、そこに行くときは注意しなければ。彼は最高の準備をしているし、行くための時間はあるよ」
世界最高峰と言われるプレミアリーグは、同時に世界一過酷なリーグとしても知られている。休みは少なく、下位チームは獰猛で、サポーターは手厳しい。過去に数多くの若手が鳴り物入りでプレミア挑戦を果たしたが、成功したのはほんの一握りだ。
噂に挙がっていたマンチェスター・ユナイテッドもここ数年は低迷する難しい時期にあり、まずは言語も含めてオーストリアとプレイ環境が近いドイツへ、というのは賢い選択に思える。ちなみにライオラ氏はマンU、そしてユヴェントスからの興味について「彼は多くのクラブへの移籍に近づいた。でも教えないよ」と口を閉ざした。
同氏は「彼は得点するために生まれた少年だ。彼が今後もうまくやれることはわかっている」と自信満々。1〜2年後には、プレミアで暴れまわるストライカーの姿が見られるのだろうか。
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