新生・バルサで見たい“レフティー2トップ” 注目される3バックの可能性

セティエン体制で再始動するバルセロナ photo/Getty Images

セティエンに戦術変更の考えあるか

指揮官エルネスト・バルベルデを解任したバルセロナは、後任にレアル・ベティスなどを指揮してきたキケ・セティエンを指名した。

気になるのはセティエンがバルセロナをどう変えていくかだが、英『Squawka』がオプションの1つとして予想しているのが3バックだ。ベティスでも3バックを使用していたセティエンは、その独自のアイディアをバルセロナにも植えつけていくのだろうか。

仮に3バックを選択する場合、同メディアが予想する布陣はこうだ。

GK
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン

DF
ジェラール・ピケ
サミュエル・ウムティティ
クレマン・ラングレ

MF
セルジ・ロベルト
ジョルディ・アルバ
セルヒオ・ブスケッツ
アルトゥール・メロ
フレンキー・デ・ヨング

FW
リオネル・メッシ
アントワーヌ・グリーズマン




中盤はブスケッツ、デ・ヨング、アルトゥールの3人でバランスを取りつつボール支配率を高め、両翼はアルバとセルジ・ロベルトが担当。そして2トップにはメッシとグリーズマンだ。

ポジティブな点は、3バックにすることでカウンターアタックへの対応力を上げられることだ。同メディアも今季のバルセロナがカウンターを喰らう機会が多いと指摘しており、ピケ、ウムティティ、ラングレの3枚を並べてしまうのも悪い手ではない。

もう1つ考慮すべきは、ルイス・スアレスの負傷離脱だ。スアレスは4カ月ほど離脱すると予想されているため、3トップを継続する場合はウスマン・デンベレかアンス・ファティをピッチへ送り出すことになる。

デンベレはコンディション管理に苦戦し、ファティはまだ若い。両者を100%信用することが難しいならば、2トップでシーズンの大半を戦ってしまうのも1つの手だ。オプションとしては面白いだろう。

加えて同メディアはBチームのMFリキ・プイグなど中盤の若いテクニシャンにはチャンスが増えるはずと予想しており、セティエンは中盤でのボール支配にはこだわっていくだろう。

果たしてセティエンの下でバルセロナはどう変わっていくのか。ベティスでも戦術部分には強いこだわりを見せていた人物だけに、バルセロナでも独自のアイディアを出していくことになりそうだ。

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