驚異のPKセーブ率 インテルの守護神ハンダノビッチはもっと評価されるべき

アタランタ戦でインテルのピンチを救ったハンダノビッチ photo/Getty Images

セーブ率は30%超え

インテルに所属する元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチは、欧州でもっと評価されるべき守護神だ。2004年に戦いの舞台をイタリアへ移して以降、10年以上もセリエAで活躍してきた同選手が驚異のデータを残している。

現在35歳のハンダノビッチは2012年夏にウディネーゼからインテルへ移籍し、ミラノの名門クラブで8年目のシーズンを迎えた。今季もインテルの絶対守護神としてチームの守備を牽引しており、チームはセリエA第18節終了時点でリーグ最少失点(15失点)を記録。名門クラブの完全復活を目指し、王者ユヴェントスと勝ち点で並ぶ同クラブの躍進に貢献している。

そして、ハンダノビッチは今月11日に行われた強豪アタランタ(第19節)との重要な一戦でも、圧巻のパフォーマンスを披露した。1-1で迎えた86分にアレッサンドロ・バストーニがペナルティエリア内で相手を倒してしまい、インテルは終盤に逆転負けのピンチを迎える。しかし、ハンダノビッチがPKキッカーを務めたルイス・ムリエルのシュートコースをきっちり読み、右手一本でストップ。インテルに貴重な勝ち点「1」をもたらしたのだ。

セリエA通算出場数が「460」を超えるハンダノビッチは、アタランタ戦でも披露したようにPKにめっぽう強い。データサイト『opta』によると、これまでセリエAで79回のPKに直面しているが、そのうち24本のシュートをストップ。セーブ率はなんと30%超えとなっている。

ハンダノビッチの評価はイタリア国内では高いものの、近年のインテルの低迷などもあり、欧州での評価は決して良いとは言えないだろう。実際に、欧州各国のメディアが取り上げるGKランキングなどに名を連ねることはあまりない。ただ、プレイエリアが広く、足元の巧い近代的なGKタイプではないかもしれないが、ハンダノビッチの鋭い反射神経や安定したセーブは驚異的。これまでなかなか脚光を浴びることができなかったインテルのベテラン守護神が、今季のチームの好調もあり、ようやく欧州でも評価される時が来たかもしれない。

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