目指すは“トニ・クロース2世” レアルも注目していた逸材がドイツにきた

レヴァークーゼンへ加わるパラシオス photo/Getty Images

新天地はクロースもプレイしたレヴァークーゼン

以前はレアル・マドリード行きも噂されていたアルゼンチンの逸材がドイツへ向かうことになった。

今冬にリーベル・プレートからレヴァークーゼンに合流したのは、アルゼンチンの若き才能である21歳MFエセキエル・パラシオオスだ。すでにアルゼンチン代表でのプレイ経験も持っているセントラルMFのパラシオスは、欧州初挑戦の地としてドイツを選ぶことになった。

レアルが注視していた才能がどれほど凄いのか。パラシオスのプレイを楽しみにしているサポーターも多いだろう。シーズン途中の加入とあって適応に時間を要するかもしれないが、それでも楽しみな逸材であることは間違いない。
興味深いのは、パラシオスがドイツ代表MFトニ・クロースをモデルとしていることだ。クロースは現在レアル・マドリードでプレイしているが、2009年から1年間レヴァークーゼンでプレイしていた経験を持っている。そこでのプレイが高い評価を受けることになり、当時所属していたバイエルンで主力への道を切り開くことになった。

ブンデスリーガ公式によると、パラシオスもクロースを大好きな選手の1人に挙げており、レヴァークーゼンの新たなクロースになれれば理想的だ。

「アルゼンチンでは常にブンデスリーガが好きで見ていたよ。バイエルンでのクロースも本当に好きだった。僕の好きな選手の1人だ。レヴァークーゼンで可能な限り多くの試合をこなすことで、アルゼンチン代表チームに入る上でも大きなチャンスとなる。僕の夢はアルゼンチン代表で勝つことだからね」

「僕は自分のことを攻撃的なMFと捉えている。チームメイトにアシストするのも好きだ。だけど守備が必要な時はそれも問題ないよ」

果たしてパラシオスはクロースのようなMFへと成長できるのか。攻撃的なレヴァークーゼンの中でアルゼンチンの才能がどんな輝きを放つのか楽しみだ。

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