注目は南野だけではない “第2のアーノルド”へ期待膨らむリヴァプールの新星[映像アリ]

リヴァプールのカーティス・ジョーンズ photo/Getty Images

ライバルのエヴァートン相手に強烈な一撃

現在のリヴァプールではザルツブルクから獲得した日本代表FW南野拓実に大きな注目が集まっているが、南野以外にも見ておくべきタレントがいる。

5日のFA杯3回戦・エヴァートン戦にて決勝ゴールを決めた18歳MFカーティス・ジョーンズだ。

ジョーンズは昨年12月のボーンマス戦でプレミアリーグデビューを飾ったばかりの新星で、今回のエヴァートン戦のゴールがトップチームでの初ゴールだった。
このゴールでジョーンズの序列が大きく変化するわけではないが、ポテンシャルを証明することはできたはず。英『90min』も、ジョーンズが将来的に重要なプレイヤーになると捉えている。

セントラルMFからウイングまでこなすジョーンズはリヴァプールのU-23チームでは主将を任されており、そのカテゴリーでは今季リーグ戦12試合で8得点4アシストと見事な成績を残している。

リヴァプールの中盤は創造性が不足していると指摘されることもあり、同メディアは得点に絡めるジョーンズが将来的に貴重な存在になると確信しているようだ。ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナーらとはタイプの異なるMFなのだ。

ポジション奪取はもう少し先の話となるだろうが、リヴァプールの中盤はそう遠くないうちに変化の時を迎える。ミルナーは34歳と大ベテランになっており、アダム・ララーナも今季限りでの退団が確実と見られている。

彼らがチームを離れるタイミングでジョーンズの序列は自然と上がるはずで、2年後くらいにトップチームで居場所を確保するのが理想的なシナリオとなるだろう。

今回のエヴァートン戦のゴールは、1994年にロビー・ファウラー氏が決めた以降では最年少でのマージーサイド・ダービー弾だった。ライバル相手にきつい一撃を浴びせたジョーンズにはサポーターも期待しているはずで、トレント・アレクサンダー・アーノルドのような大ブレイクが求められている。




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