C・ロナウドにも負けぬ影響力? レアルは“新7番”がいないと始まらない

レアルのアザール photo/Getty Images

抜けると攻撃力は大幅にダウン

バレンシア戦、バルセロナ戦、アスレティック・ビルバオ戦と、レアル・マドリードは2019年のラスト3試合をドローで終えてしまった。このうちバルセロナ戦とビルバオ戦はスコアレスドローで終わっているため、決定力不足との指摘が出るのも頷ける。

しかし、決定力というよりは創造力が不足しているのではないか。そんな見方をしているのがスペイン『MARCA』だ。

引き分けに終わったこの3試合では、チームで最も創造性ある男が不在だった。負傷離脱しているFWエデン・アザールだ。
今夏に加わったアザールはここまで1得点4アシストの成績に留まっており、数字で見れば働きは不十分だ。しかし同メディアは、得点数やアシスト数では判断できないほどアザールの貢献度が大きいと評価している。

アザールは現在6試合続けて欠場しているのだが、この6試合でレアルは8得点しか奪うことができていない。一方でアザールが出場した直近6試合では20得点と爆発している。

全てがアザールのおかげというわけではないが、確かにアザールが出場していた10月と11月のゲームではガラタサライ戦(6-0)、レガネス戦(5-0)、エイバル戦(4-0)など得点量産ゲームが目立っている。対戦相手が格下なのは事実だが、それでも気になる数字だ。

後半戦よりレアルがギアを上げていくには、今季より7番を背負うアザールの活躍が欠かせない。元よりアザールは得点を量産するタイプの選手ではないが、攻撃に与える影響力は前エースのクリスティアーノ・ロナウドにも負けていないか。

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