新興勢力にドイツの覇権は譲れない バイエルンが狙う逆転優勝

逆転優勝に向けて、首位ライプツィヒを猛追するバイエルン photo/Getty Images

後半戦のターニングポイントとなる試合は

今季序盤戦からイマイチ波に乗り切ることができていなかったバイエルン・ミュンヘンだが、 ここにきてようやくエンジンが掛かり始めた。

ニコ・コバチ前監督の下では黒星こそ2つだったものの、引き分けが多くなかなか勝ち点を伸ばせていなかった同クラブ。しかし先月3日にコバチ監督を解任し、それまでアシスタントコーチを務めていたハンジ・フリック氏が暫定指揮官の座に着くと状況は好転。緊急登板した指揮官は就任からリーグ戦8試合で6勝2敗の成績を残し、チームを瞬く間に3位へと引き上げた。

負けないことも重要だが、それ以上に勝利が大切とバイエルンは改めて思い知ったことだろう。これで首位を走るRBライプツィヒとの勝ち点差は「4」。後半戦の戦い方次第で十分に逆転優勝を狙える位置までその順位を戻してきている。

とはいえ、ライプツィヒも難敵だ。彼らは今季就任したユリアン・ナーゲルスマン監督の下で、従来のカウンタースタイルにポゼッションという新たなエッセンスを加えブンデスを席巻している。いくら長年頂点に君臨してきたバイエルンと言えど、一筋縄ではいかない相手であることは間違いない。そんなライプツィヒの完成度には、ドイツ代表DFジョシュア・キミッヒも警戒心を抱いているようだ。

「ライプツィヒは後半戦も今のペースでポイントを獲得し続けると思うな。僕が見る限り、彼らはここまでずっと支配的だった。だからこそ、僕らもポイントを落とさないことが重要なんだ。2月9日にはホームで彼らとの直接対決がある。それこそが決定的なゲームになると思うよ」

ブンデスで影響力を拡大する新興勢力について問われたキミッヒは、独『spox』に対してこのように回答。同選手はライプツィヒが難敵であることを認めつつも、2月の直接対決がひとつのターニングポイントになるのではと分析している。

はたして長年ドイツを支配してきた名門は、ここから驚異の巻き返しを披露することができるのか。クラブの伝統と誇りにかけて、新興勢力に覇権を譲るわけにはいかない。

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