先日レアル・マドリードを指揮するジネディーヌ・ジダンは、マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラこそ世界最高の指揮官だと称賛した。
グアルディオラを世界最高の指揮官と表現する人は多いが、今もグアルディオラがNo.1だろうか。ジダンの発言を受け、スペイン『MARCA』が「現世界最高の指揮官は誰か?」とのアンケートをおこなっている。
その結果、5位はエヴァートンの指揮官に就任したばかりのカルロ・アンチェロッティ、4位アトレティコ・マドリード指揮官ディエゴ・シメオネ、そして3位にグアルディオラとなっている。
アンチェロッティ、シメオネがトップ5に入ってきているのも少々意外だが、この3人は今季開幕から苦戦している。アンチェロッティはナポリで失敗し、シメオネも勝ち切れないゲームが目立つ。グアルディオラ率いるマンCも、昨季に比べるとかなり鈍いスタートだ。それでも彼らがトップ5に入ったのは、これまでの功績が偉大だからということか。
2位にはグアルディオラを世界最高と発言した本人であるジダン、そして1位にリヴァプール指揮官ユルゲン・クロップだ。
ジダンは今季開幕直後こそ不安定な一面を見せたが、徐々にレアルは立ち直ってきている。MFフェデリコ・バルベルデ、FWロドリゴ・ゴエスなど若手もヒットさせており、このあたりはさすがと言うべきか。
1位のクロップは当然だろう。昨季はチャンピオンズリーグを制し、今季はプレミアリーグで首位を独走。クラブワールドカップでもフラメンゴを撃破して頂点に立った。現在リヴァプールより完成度の高いチームは世界に存在しない。
ちなみにインテルのアントニオ・コンテが10位、ユヴェントスのマウリツィオ・サッリが13位と、セリエAで首位争いを演じる両軍の指揮官があまり高く評価されていないのも特徴だ。
またバルセロナを指揮するエルネスト・バルベルデは15位と低い順位になっており、人気がない。チャンピオンズリーグで2シーズン続けて大逆転負けを喫したことも影響しているのだろうか。
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