ジェラードが明かす“衝撃の過去話” 「エヴァートンのファンになってたかも」

長きにわたってリヴァプールを牽引したジェラード photo/Getty Images

33年前の一戦を振り返る

1998年にデビューを飾って以降、長きにわたってリヴァプールを牽引したスティーブン・ジェラード。ドリブル、パス、シュート、守備、統率力とあらゆる能力が備わったこのMFのプレイにアンフィールドへ詰め掛けたファンは酔いしれた。リヴァプールを離れて4年が経過した今でもファンは彼のことを愛してやまない。しかし、そんなレジェンドが衝撃の過去話を明かしている。

それは少年時代、一歩間違えればマージサイドの宿敵を応援していたかもしれないというものだ。英『BT Sports』のインタビューに登場したジェラード氏は、これについて次のように語っている。

「私がレッズのファンになったのは、1986年に行われたリヴァプールとエヴァートンのFAカップ決勝からだよ。あの時はたしか、エヴァートンが先制点を挙げたんだ。あのまま試合が終わっていたら、私はエヴァートンのファンになっていたかもしれない。でも、最終的には3-1と逆転してリヴァプールが勝った。その瞬間から私の心は赤に染まったんだよ」
もしこの試合でエヴァートンが勝利していれば、ジェラード氏がリヴァプールの門を叩くことはなかったかもしれない。1986年のFAカップ優勝は、タイトルの他にもクラブにとって大切なものをもたらしたようだ。毎試合熱く盛り上がる“マージーサイドダービー”。宿命のライバル対決に負けられない理由は、こういった面にもある。

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