チェルシーを導くのは“キャプテン・アメリカ”だ 21歳に国外からも称賛の声

今季チェルシーに本格加入したプリシッチ photo/Getty Images

オランダメディアが活躍を称賛

クラブ史上3位となる移籍金(推定6400万ユーロ:約77億円)でチェルシーにやってきた男がようやく本領を発揮し始めている。今年1月に完全移籍が成立し、今季開幕から同クラブに本格加入したアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチだ。開幕当初はなかなかプレイタイムを確保できていなかった同選手だが、リーグ戦第10節のバーンリー戦でハットトリックを達成して以降はポジションを確保。現在は公式戦9試合連続で先発出場を果たしている。

確実にチェルシーでの存在感が増してきているプリシッチ。データサイト『WhoScored』による平均採点も「7.28」と、今季大ブレイクを果たしたFWタミー・エイブラハムに次ぐチーム2位の評価を受けている。今やフランク・ランパード監督率いるチームに欠かせない存在になっていると言っていいだろう。

そんなプリシッチの活躍にはイングランドの外からも称賛が集まっている。蘭『ELFVOETBAL』は「“キャプテン・アメリカ”は6000万ユーロの価値を証明し始めた」と、アメリカ代表で腕章を託されることもあるこの21歳にアメコミヒーローの異名をつけて特集。その中で「最初は難しい時期が続いたが、プリシッチはようやくその真価を発揮し始めた。このアメリカ代表の活躍はマーケティング面においてもチェルシーを助けることだろう」と、プリシッチの活躍がチームにもたらすものはピッチの外にもあると伝えている。
チェルシーで影響力を拡大するプリシッチ。はたして、彼は今後もその価値を証明し続けることができるか。まだ21歳。これからも成長を続け、長くチェルシーを牽引するアタッカーとなってほしいところだ。

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