ナポリ、6戦白星なしで早くも優勝争いから脱落か 名将が明かした問題点

戦況をじっと見つめる名将アンチェロッティ photo/Getty Images

首位インテルとの勝ち点差は「17」

ナポリは1日、セリエA第14節で日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャと対戦。41分にフェルナンド・ジョレンテのゴールで先制するも、後半に2点を奪い返され、1-2で逆転負けを喫した。

この結果、7位ナポリは直近のリーグ戦で6試合も白星がなく、首位インテルとの勝ち点差が早くも「17」まで広がっている。なお、データサイト『opta』によると、名将カルロ・アンチェロッティが率いた欧州5大リーグのクラブで、6試合も白星から遠ざかったのは2010年のチェルシー以来だという。

そんなアンチェロッティが試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じ、次のように述べている。
「チャンピオンズリーグで行った集中力や一貫性を維持することができなかった。前半はまともで、特に問題もなかったんだがね。ただ、リヴァプールと戦った後の週末に、テンポを長く保つことが難しいことを理解しておくべきだった」

「我々は全員が集まって話し合いを行い、この負の連鎖が続いている理由を考えなければならない。(負の連鎖を断ち切るまでに)時間がかかりすぎている。これは正常なことではない。責任は監督にある。なので明日、チームと話し合いを行い、彼らになぜチームが機能していないか尋ねるつもりだ。一緒にこの状況から抜け出す方法を見つけることができるか、確認するつもりさ。チームとクラブからの信頼を感じているが、結果が伴っていない。だから、私はチームとともに解決策を見つけようとしている。もし選手たちが私を助けることができない場合は、自分で解決策を見つけるつもりだがね」

その後の記者会見では「戦術ではなく、チームの姿勢が問題なのかもしれない」とも述べていたアンチェロッティ。今季苦しい戦いを強いられ、早くも優勝争いが厳しい状況となっているが、はたして名将はナポリを立て直すことができるのか。

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