マンUのMFはロナウジーニョの教えを忘れない 苦境を乗り切る楽しむ心

マンUのリンガード photo/Getty Images

ELで久々のゴール

メイソン・グリーンウッドやダニエル・ジェイムズらマンチェスター・ユナイテッドで若手アタッカーが存在感を増す中、やや影が薄くなっていた選手がいる。

得点力が物足りないと批判されてきたMFジェシー・リンガードだ。リンガードは今年1月のFA杯・アーセナル戦以降ゴールがなかったのだが、ついに28日のヨーロッパリーグ・グループステージ第5節アスタナ戦で得点を決めたのだ。

長い長いトンネルを抜け出す一撃となり、リンガードもホッとしていることだろう。若手主体の構成で臨んだチームは敗れてしまったが、リンガードにとっては大きな一歩だ。
ただ、リンガードは無得点期間中もネガティブになっていたわけではない。英『Daily Mirror』によると、リンガードは元ブラジル代表FWロナウジーニョからアドバイスをしっかりと実践していたという。いついかなる時も、サッカーをする時はエンジョイするべきとのアドバイスだ。

「ロナウジーニョの映像を見ると、彼は常に笑顔なんだ。ゲームを愛しているんだ。数年前にアメリカで彼と出会ったことを覚えているけど、彼には常にフットボールをエンジョイしろと、笑顔を浮かべてプレイするんだと言われたよ。それから僕は笑顔を継続しているんだ」

リンガードにもお調子者といったイメージがついているが、そうした部分はロナウジーニョから学んだのかもしれない。ゴールはなかなか決まらなかったが、リンガードはフットボールを楽しむ気持ちを忘れていなかったのだろう。

今季リーグ戦ではポジションを確保できていないが、リンガードはアスタナ戦の一撃から本領発揮となるか。今回のゴールでさらにサッカーを楽しめるようになったのは間違いない。

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