ルカクはまだマンUに必要だったのか イタリアで再ブレイクした怪物FW

インテルで充実の時を過ごすルカク photo/Getty Images

英メディアがスタッツを比較

ベルギー代表の怪物FWがイタリアで充実の時間を過ごしている。今夏マンチェスター・ユナイテッドからインテルに加入したFWロメル・ルカクだ。

かねてよりイタリア行きを希望していたとされ、今夏ようやくその願いが叶ったルカク。夢の舞台に活躍の場を移したこともあってか、昨季マンUで少々苦しい時間を過ごしていたこのストライカーはここまでリーグ戦13試合で10ゴール。本来の姿を取り戻し、その実力を存分に発揮している。

そんな好調ルカクの成績を古巣であるマンUの選手たちと比較し、英『GIVE ME SPORT』は「彼らは放出を後悔しているはずだ」と主張している。まず同メディアが比べたのは得点数だ。前述の通りルカクの今季ここまでの得点数は10ゴール。一方でマンUの最高得点者であるFWマーカス・ラッシュフォードはここまで7ゴールだ。こうして見るとそこまで差はないが、マンUは得点数2位以下の得点数は物足りない。ラッシュフォードに次ぐFWアンソニー・マルシャル、FWダニエル・ジェイムズ、MFスコット・マクトミネイが記録している得点数はわずか3ゴール。なんとラッシュフォード以外の選手はすべてルカクの半分以下の得点数なのだ。
続いて同メディアが比較したのはデータサイト『WhoScroed.com』による平均採点。ルカクはインテルで2位となる「7.49」を記録しているが、マンUでトップのラッシュフォードは「7.27」。こちらもルカクに軍配が上がる結果となっている。

圧倒的な差とまではいかないが、現在得点力不足が囁かれるマンUにとってルカクは必要な戦力だったか。本人のモチベーションによるところも大きいかもしれないが、悔やまれる放出となったことは否定できないだろう。

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