プレミア“史上6位”の得点ペースなのにチームの2番手FW 苦悩する若き才能

マンCのG・ジェズス photo/Getty Images

立ちはだかる大きすぎる壁

マンチェスター・ユナイテッドで活躍したルート・ファン・ニステルローイ、アーセナルやマンUで活躍したロビン・ファン・ペルシー、リヴァプールで活躍したルイス・スアレス。彼らはプレミアリーグを代表する点取り屋たちだ。

その得点力は脅威だったが、現在のプレミアリーグには彼らにも負けない2番手ストライカーがいる。2番手に甘んじているのが信じられないが、その選手とはマンチェスター・シティFWガブリエウ・ジェズスだ。

ジェズスの前にはFWセルヒオ・アグエロという強大な壁が立ちはだかっており、スタメンを奪い取るのは難しい。2017年の冬に加入してから印象的なパフォーマンスを見せているのだが、プレミアの歴史に残るFWであるアグエロを超えることができない。
英『Manchester Evening News』がジェズスの凄さを伝えているが、ジェズスはプレミアリーグの戦いにおいて126分に1ゴールのペースでネットを揺らしている。これはプレミア史上6番目の数字だという。試合数などに差はあるものの、前述したファン・ニステルローイやスアレスらをも超えるペースというわけだ。

ジェズスの前を走るのはリヴァプールFWモハメド・サラー(124分に1点)、元アーセナルFWティエリ・アンリ(122分に1点)、アーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤン(119分に1点)、トッテナムFWハリー・ケイン(118分に1点)、そしてアグエロ(108分に1点)の5人だ。

得点数においてアンリやケインと張り合うことはできないが、ジェズスは与えられたチャンスを確実に活かしている。それがこの数字に繋がっているのだろう。

果たしてジェズスがマンCの1番手となる日はくるのだろうか。同メディアはマンCの中盤に欠かせぬ存在となっているMFフェルナンジーニョも、ヤヤ・トゥレが退団してから主役になったと伝え、ジェズスもアグエロが退団するまで主役となる日はこないかもしれないとの見方を示している。

さすがにジェズスもそんな時まで待ってはいられないはずだが、実力でアグエロからスタメンを奪い取る時はくるか。

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