出場時間は加入後“最短” レアルにモドリッチの居場所はなくなったのか

今季レアルでプレイタイムが伸びないモドリッチ photo/Getty Images

昨年のバロンドール受賞者

2018年に最も脚光を浴びたと言っても過言ではないプレイメイカーは、もはや“白い巨人”にとって絶対に必要という選手ではなくなってしまったのか。レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが苦しい時間を過ごしている。

昨年はレアル・マドリードのチャンピオンズリーグ優勝やクロアチア代表のロシアワールドカップ準優勝に多大な貢献を果たしたモドリッチ。この活躍を受けて、同選手が2018年のバロンドールを受賞したことは記憶に新しい。それまで10年間にわたって同賞を独占し続けていたリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド以外の選手が受賞者となったことは世界中で大きな話題を呼んだ。

しかし、その快挙から1年も経過しないうちにモドリッチはレアルで影響力を失ってしまった。今季ここまでの公式戦出場はたった6試合。チャンピオンズリーグのクラブ・ブルッヘ戦でこそフル出場したものの、リーグ戦ではフルタイムで出場した試合が1つもない。この状況を受けて、スペイン『as』は「もはやモドリッチはレアルにとって必須の選手ではなくなった」と題し、この悩めるMFの現状について特集を組んでいる。

同メディアが最も気にしているのは、やはりプレイタイムの減少だ。今季モドリッチが記録している出場時間は僅か274分。これは同選手がレアルに加入して以降、同時期の数字としては最短だという。それまで最短だった2012-13シーズンの497分のほぼ半分。昨季(937分)とその前のシーズン(1054分)の数字を見ても出場時間の減少は顕著だ。

では、なぜ今季これほどまでにモドリッチのプレイタイムは減ったのか。最大の理由はフェデリコ・バルベルデの出現だろう。『as』もこの若き才能が頭角を現したことこそがクロアチア代表MFの出番に影響を与えていると見ている。同メディアはジネディーヌ・ジダン監督はバルベルデをレギュラーに固定したい意思があったと主張し、その上で指揮官はこれまで中盤を構成していたモドリッチ、カゼミロ、トニ・クロースの3枚でスタメンから外すならモドリッチという結論に至ったと分析している。今季積極的な姿勢が目立つクロースと中盤の守備強度を上げるために欠かせないカゼミロ。どちらも中盤には欠かせない存在だ。彼らに比べると、怪我がちなモドリッチがスタメンから外れるのは当然の流れだったと言えるかもしれない。

出場機会が大幅に減少してしまっているモドリッチ。はたして今後、彼はもう一度レアルで輝きを放つことができるのか。状況は厳しいが、逆襲に期待したいところだ。

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