日本の“12歳差”コンビが攻守の要 フランクフルト躍進のカギ握る2人

フランクフルトの鎌田と長谷部 photo/Getty Images

昨季に続くサプライズを

昨季のフランクフルトはヨーロッパリーグでベスト4まで駒を進めるサプライズを起こし、リーグでも一時はトップ4入りが可能かと思わせる位置にいた。最終的には7位フィニッシュとなったが、昨季ドイツと欧州の両方でサッカーファンを熱狂させたチームだった。

今季も同じことを期待したいが、そのためには世代が異なる2人の日本人選手が奮闘するしかない。1人は3バックの真ん中からチームを戦術面でも精神面でもコントロールするベテランの長谷部誠だ。長谷部は昨季もチームに欠かせぬ存在だったが、それは今季も変わらない。守備では冷静にチームメイトに指示を出し、攻撃面でもビルドアップの出発点となる。

もう1人は、10日のモンゴル代表戦で日本代表初ゴールを決めた23歳のFW鎌田大地だ。フランクフルトではまだリーグ戦で得点を決めていないが、そのクオリティは高い評価を得ている。ルカ・ヨビッチ、セバスティアン・ハラー、アンテ・レビッチの3人が去った攻撃陣の中で主力メンバーの1人となっているのだ。

鎌田は15日のタジキスタン代表戦にも先発出場し、ゴールこそなかったが時折優れたテクニックを披露していた。今後は代表戦の疲労を上手くコントロールしていくことにも慣れる必要があるが、今季安定したパフォーマンスを披露できれば2022カタールワールドカップへの道も見えてくる。

『FOX Sports Asia』はベテランのマスター的存在である長谷部と、新星と呼べる鎌田の活躍でフランクフルトが今季もブンデスリーガとヨーロッパリーグの両方で記憶に残るシーズンを過ごす可能性があると注目している。長谷部はもちろんだが、主力が抜けた攻撃陣では鎌田がどこまで頑張れるかが1つのポイントとなる。昨季のヨビッチやハラーのように、誰かがスターにならなければならない。

アジアからも35歳の長谷部と23歳の鎌田の12歳差コンビに注目は集まっており、今季もフランクフルトで特別なシーズンを過ごしてほしいところだ。

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