「モウリーニョは特別」 昨季途中解任の元指揮官を慕うマンU戦士

今ではマンUに欠かせない選手となっているマクトミネイ photo/Getty Images

「いまだに連絡を取り合う仲なんだ」

やはり、自身をデビューさせてくれた指揮官との絆は深いものなのか。マンチェスター・ユナイテッドに所属するスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが、昨季途中まで同クラブを指揮したジョゼ・モウリーニョ前監督との関係性を語っている。

今季ここまでリーグ戦全試合に出場し、昨季を大幅に超えるペースで出場機会を得ているマクトミネイ。オーレ・グンナー・スールシャール監督にも期待を寄せられており、今ではマンUの中盤に欠かせない選手となっている。そんな彼の才能をいち早く見出し、トップチームデビューさせたのがモウリーニョ前監督だ。同監督は2016-17シーズン第36節のアーセナル戦で当時まだ20歳だった彼を起用。いきなり“ビッグ6”対決でデビューさせたとあって、当時は驚いたファンも少なくなかったはずだ。

そんな思い切った決断で、自身をデビューさせてくれたモウリーニョ前監督のことをマクトミネイは今でも慕っているという。現地時間13日に行われたユーロ予選・サンマリノ戦の試合後、22歳はまだモウリーニョ氏とは連絡を取り合う仲だと次のように語った。
「昔の監督のことはあまり話したくないんだけど、モウリーニョは特別だ。彼とはいまだに連絡を取り合う仲なんだ。試合後とかね。モウリーニョは僕をデビューさせてくれた人であり、僕に信頼を寄せてくれた人だから。もし彼がいなかったら、今僕はこの場にいるかはわからないしね」

マクトミネイがこのように話したことを英『Daily Mail』が伝えている。マンU解任当時、一部選手との確執が噂されたモウリーニョ氏だが、この若手MFとは良好な関係を築いていたようだ。

現在はフリーとなっているモウリーニョ氏。監督業を再開するとなれば、その時はマクトミネイを引き抜きにかかることもあるだろうか。

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