食野は1点、板倉は0点の超辛口評価 2人がマンCでプレイする日は来ないのか

フローニンヘンで奮闘する板倉 photo/Getty Images

レンタル組を英紙が10点満点で採点

マンチェスター・シティほどの強豪クラブとなれば、若手がポジションを勝ち取るのは非常に難しい。まずはレンタル移籍を経験し、そこで結果を出してアピールするのがオーソドックスなやり方となる。

現在マンCからは32人もの選手がレンタル移籍に出ているのだが、英『Manchester Evening News』はその中の30選手を10点満点で評価。マンCでプレイするだけの能力があるのかをチェックしている。

その中にはガンバ大阪からマンCに移籍し、現在はスコットランドのハーツにレンタル移籍しているMF食野亮太郎、オランダのフローニンヘンにレンタル移籍しているMF板倉滉も含まれている。ただ、同メディアの採点は非常に厳しい。

10点満点での採点だが、まず食野の採点は1点。まだハーツに移籍したばかりということも関係しているだろうが、今のところマンCでプレイする食野の姿をイメージするのは難しいと評価されているようだ。

板倉はもっと厳しく、何と0点だ。同メディアは板倉がエールディヴィジで奮闘していることは認めているが、マンCでプレイするチャンスは限りなく0に近いと考えている。食野も板倉も道のりはかなり険しいと言えよう。

結局5点以上が与えられたのは3人しかいない。ヴァンサン・コンパニがいるベルギーのアンデルレヒトにレンタル移籍している22歳のDFフィリップ・サンドレル、FCトゥエンテにレンタル移籍しているDFジョエル・ラティオーディエールが5点、コソボ代表のGKも務める20歳のGKアリジャネ・ムリッチ(ノッティンガム・フォレスト)が最高の7点となっている。

センターバックはコンパニが退団し、現在は負傷者も出ている。今後のことを考えると、サンドレルらをバックアッパーに据えるのも悪くない。ムリッチはエデルソン・モラレスがいる限り守護神の座を確保するのは難しいだろうが、レンタル先で結果を残せばバックアッパーには入れるかもしれない。

いずれにしても、今の豪華なマンCに若手が割って入るのは簡単ではない。レンタル先から呼び戻される可能性はかなり低いと言えるが、クラブの目に留まる大ブレイクを果たす者は出てくるだろうか。

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