現地時間24日に行われたカラバオ・カップ(EFL杯)3回戦マンチェスター・ユナイテッド対ロッチデールの試合は予想だにしない激戦となった。90分で1点ずつを取り合い、最終的にPK戦で決着したこの試合。最終的にマンUが勝利を収めたものの、格下のロッチデールも称賛に値する戦いぶりだった。そんな中、この試合で同点ゴールを挙げたロッチデールのDFルーク・マシソンが試合後に残したコメントが話題を呼んでいる。
現在16歳のマシソンはまだ学生。英『BBC』によると、なんと彼は午前中に学校へ行ってからこの試合に臨んでいたという。試合終了後、この若者は次のように語っている。
「今日は学校へ行っていたよ。明日は心理学のテストがあるんだ。今夜は寝ないと思う。ロッチデールと学校はいつも僕を支えてくれる。勉強は大好きさ。僕がやりたいことだしね。サッカーで成功できる保証なんてどこにもない。将来何が起こるかわからないんだ。世界最高の選手になることも可能だけど、万が一の時に備えて僕はバックアップとなる計画を欲しているのさ」
まさに文武両道。学生の鑑とも言えるコメントだ。特に驚きなのは、これがまだ興奮冷めやらぬ試合終了直後のコメントだということ。この16歳は普段から自身の将来に関してしっかりとしたビジョンを持っているのだろう。マンUをあと一歩のところまで追い詰めたマシソン。彼の将来が楽しみだ。
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