素晴らしい監督だと言っていたのに……
かつてACミランのオーナーを務めたシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、古巣について語っている。
1986年にクラブを買収して以降、オーナーとして長きにわたりミランを支え、欧州制覇やスクデットの獲得など多くのタイトルをもたらしてきたベルルスコーニ氏。2017年にミラン・オーナーとしての生活に終止符を打ち、クラブを離れることとなったが、退任して以降も名門復活を目指す古巣へ度々エールなどを送ってきた。そして、先日行われた今季初のミラノダービーもTVで観戦していたようだ。ただ、0-2でインテルに敗れたミランを見て、大きなショックを受けたという。
伊『calciomercato.com』などによると、インタビューに応じたベルルスコーニ氏は「私は(ミラノダービーを)TVで見ていたが、しばらくしてミランのサッカーにただただ失望したよ。ミランはジャンパオロを選び、みんなが彼を素晴らしい監督だと言っていたからね。ただ、私は彼に会ったことがないので、正確な判断を下すことはできない」と話している。
さらに、今季もミランの攻撃を支えるMFスソについても言及。「彼は偉大なチャンピオンだが、セカンドトップ、もしくわ2トップの背後でプレイする必要がある。彼はボールを受けるための正しいポジションをとべきだが、それができていない」とコメントした。
第4節終了時点で早くも2敗目を喫し、名門復活への道のりはまだまだ険しそうなミラン。マルコ・ジャンパオロ監督はミランを立て直すことができるのか。