タイトルを獲得するためにPSGへ
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが、今夏の移籍を振り返っている。
2013年にインテルへ移籍し、2度のセリエA得点王に輝くなど、イカルディは絶対エースとしてチームを牽引してきた。しかし、昨季半ばに契約延長や主将剥奪問題などでクラブ首脳陣らともめたとされ、退団話が急浮上。そして、今夏にインテルの指揮官に就任したアントニオ・コンテ監督の元でも構想外となり、移籍期間終了間際に駆け込みでPSGへの移籍を決断した。
そんなイカルディが仏『CANAL+』のインタビューで、今夏の移籍について「僕はプレイするためにここへきた。インテルに7年間いたが、僕の夢はインテルでチャンピオンズリーグに出場することだったよ。そして昨季、それを達成することができた。でも、僕らは何も獲得したことがない。だから、新たな挑戦とともにタイトルを獲得することができる勝者のクラブへ移籍する時が来たと思った。勝利するための時間が始まったんだ。PSGはチャンピオンで、完璧なチームであるのが真実。これが僕が求めたものだったんだよ」と明かした。
9月14日のリーグ・アン第5節ストラスブール戦でPSGデビューを飾り、同月18日に行われたレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグでは、ポストプレイで攻撃の起点になるなど存在感を放って見せたイカルディ。セリエA得点王に輝いた実力を新天地でも発揮することができるのか。