“禁断の移籍”を決断しかけた!? バルサのレジェンドが語る17年前の葛藤

過去の移籍裏話を明らかにしたリバウド photo/Getty Images

「当時は仕事がなくて……」

かつてバルセロナやブラジル代表で活躍したリバウド氏。当時“左足の魔術師”との異名をとった彼は、その類稀なるテクニックでカンプ・ノウを訪れた人々を魅了し続けた。しかしレジェンドは過去、ファンの怒りを買いかねないような選択をしようとしていたことを告白している。

それはリバウド氏がバルセロナを退団した2002年のこと。スペイン『as』によると、同選手は宿敵レアル・マドリードへの移籍を前向きに検討していたという。当時のことをリバウド氏は次のように語っている。

「当時、レアルからミランよりも良い条件のオファーが来ていたんだ。もしレアルと契約していたら物議を醸すサインとなっていただろうね。バルセロナのファンを怒らせることになったかもしれない。だけど当時は仕事がなくて、1人のプロ選手として気になるクラブからの誘いを断ることができずにいた。あの時は自由に選択することができたんだ」
最終的に新天地としてミランを選択することとなったリバウド氏だが、心はかなり“禁断の移籍”へと傾いていたようだ。2002年は物議を醸したルイス・フィーゴのレアル移籍からまだ間もない時期。移籍が成立していれば、2年前の事件と同等かそれ以上の騒ぎになっていたかもしれない。

衝撃の過去を明かしたリバウド氏。一時はレアル移籍を決断しかけた同氏だが、思いとどまったことでこれからもレジェンドとしてバルセロナの人々に愛され続けることだろう。

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