バイエルン倒せるのはドルトムントだけじゃない! 頂点を狙う”若手軍団”

ライプツィヒも不気味だ photo/Getty Images

今季のブンデスは何かが起こる?

今季のブンデスリーガでも注目を集めるのが、王者バイエルンとドルトムントの攻防だ。近年はバイエルンがブンデスリーガを支配していたが、昨季はドルトムントがマルコ・ロイスやジェイドン・サンチョを中心に奮闘。結局バイエルンが優勝したものの、ドルトムントもあと一歩のところまで喰らいついてみせた。3日に行われたドイツ・スーパー杯でもドルトムントがバイエルンを撃破しており、両チームの差は確実に縮まってきている。

しかもドルトムントはFWトルガン・アザール、MFユリアン・ブラント、マッツ・フンメルスの新戦力3人がこのゲームを欠場しており、彼らが戻ってくれば戦力はさらにアップする。王座奪回への期待はますます高まっていると言えよう。バイエルンからアリエン・ロッベン、フランク・リベリの2人が退団した影響も考えると、今季こそ王座が入れ替わるかもしれない。

しかし、注目すべきはドルトムントだけではない。自分たちもバイエルンに挑戦できると主張しているのが、今季よりライプツィヒを指揮するユリアン・ナーゲルスマンだ。ホッフェンハイムで好成績を収めたことから注目を集めた32歳のナーゲルスマンは、今季よりライプツィヒの若き選手たちを引っ張っていくことになる。陣容はホッフェンハイムを上回っており、タイトル争いに絡むことができれば面白い。
今夏には21歳のイングランド人FWアデモラ・ルックマンを完全移籍で獲得し、パリ・サンジェルマンからは21歳のMFクリストファー・ヌクンクを獲得。チェルシーからは18歳のDFイーサン・アンパドゥをレンタルで獲得しており、若手路線には相変わらずブレがない。ナーゲルスマンの戦術プランが彼らに浸透すればサプライズを起こせるかもしれない。

独『Kicker』によると、ナーゲルスマンは「我々はバイエルンにチャレンジできるポジションにいると思う。バイエルンだけではないけどね。今季は新監督がきたり、多くの面白いチームがある」と語っている。ライプツィヒも興味深いチームの1つであり、どこまで上位争いに絡んでくるのか楽しみだ。

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