今季はリーガの日本人選手が熱い! スペイン紙も注目する”コパ・アメリカ組”

マラガへ加わる岡崎 photo/Getty Images

話題になるのは久保と安部だけではない

近年は欧州五大リーグにチャレンジする日本人選手も増えてきたが、やや成功を収めるのに苦労していたのがリーガ・エスパニョーラだ。

ブンデスリーガでは今も多くの日本人選手が活躍し、セリエAでは本田圭佑と長友佑都がミラノの名門でプレイした。リーグ・アンではマルセイユで酒井宏樹、少し遡るとル・マンなどで松井大輔も大活躍した。プレミアリーグも難しいリーグだが、香川真司と岡崎慎司がプレミア制覇を経験。吉田麻也も長くサウサンプトンでプレイしている。

それに比べると、リーガはやや印象が薄い。これまでも挑戦した選手はいたが、大活躍した選手はそれほど多くない。しかし、爪痕を残すべく今夏に日本の精鋭たちがスペインへ降り立った。
スペイン『El Desmarque』も特集しているが、まずはレアル・マドリード行きを決めた久保建英、バルセロナへ加わった安部裕葵の2人だ。安部は下のカテゴリーで技を磨いていくことになるが、久保はすでにトップチームで結果を出している。リーグ戦で結果を出す日もそう遠くはないはずだ。

若手だけではない。今夏スペイン挑戦を決意したFW岡崎慎司も忘れてはならない。岡崎が加わったのはスペイン2部のマラガで、同メディアは今夏コパ・アメリカ2019を戦った3人が揃ってスペインへやってきたと驚いている。

デポルティーボの柴崎岳、マラガの岡崎は2部からのスタートだが、存分にクオリティを発揮してほしいところ。また、リーガで再び日本人選手の評価を上げるきっかけにもなったMF乾貴士が古巣エイバルに復帰している。レアル・ベティスでは苦戦したが、慣れ親しんだエイバルなら本来のフォームを取り戻せるかもしれない。今夏はリーガ・エスパニョーラに挑む海外組が1つの注目を集めており、スペインでも巨大なインパクトを残してほしい。

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