サポーターからパトリック・ヴィエラと比較されるなど、ウルグアイ代表MFルーカス・トレイラは充実のアーセナル1年目を過ごしていたはずだった。ところが最近はイタリア復帰案が浮上しており、ミランが強い関心を示している。
では、仮にアーセナルがトレイラを失った場合は後釜に誰を据えるのだろうか。英『TalkSport』が候補者を数名リストアップしている。
1.バンジャマン・ブリジョー(レンヌ/25歳)
この名前を記憶しているアーセナルサポーターもいるだろう。ブリジョーは2018-19シーズンのヨーロッパリーグ・ベスト16の1stレグで、アーセナルから得点を奪っている選手だからだ。25歳のブリジョーにはマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールといったクラブも興味を示しているようで、評価はなかなかに高い。
2.ダニ・セバージョス(レアル・マドリード/22歳)
こちらはトレイラと少しタイプが異なる。セバージョスはより高い位置で輝きを放つ選手で、そのテクニックは現在行われているU-21欧州選手権でも存分に発揮されている。トレイラ、あるいはユヴェントスへ向かったアーロン・ラムジーの後継者となり得る存在で、同メディアはアウトサイダーとしながらもアーセナルを獲得候補に含めている。
3.クリストファー・ヌクンク(パリ・サンジェルマン/21歳)
アーセナルを指揮するウナイ・エメリは古巣パリ・サンジェルマンからの選手引き抜きを検討しており、ヌクンクは今年1月にもアーセナルにレンタル移籍する案が浮上していた。パリ・サンジェルマン側は1350万ポンドを求めているようで、アーセナルならば狙える金額だ。ワイドな位置でもプレイできるタイプで、エメリがヌクンクの特長を把握しているのは強みとなるだろう。
4.ドミニク・ショボスライ(ザルツブルク/18歳)
最後の1人はかなり若い。186cmのサイズを誇るショボスライはすでにハンガリーでA代表デビューを果たしており、ザルツブルクのアシスタントコーチを務めるレネ・マリッチが世界最高のセントラルMFになるポテンシャルを備えると絶賛する選手だ。
獲得には1500万ポンドほどが必要とされているようで、こちらも十分に狙える金額だ。プレミアリーグで即戦力となるのは難しいだろうが、将来性を考えての獲得も面白い。今人気が上昇している有望株だ。
トレイラの評価はかなり高かったが、その穴を埋められる選手はいるのか。退団となれば、代役探しは難しいミッションとなりそうだ。
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