ビッグディール成立
ついに世界屈指のアタッカーのスペイン行きが決定した。レアル・マドリードは7日、チェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールの移籍について、合意に至ったことを発表した。
2007年にリーグ・アンのリールでプロデビューを飾ったアザールは、2012年にチェルシーへと加入。そこから7シーズンにわたって同クラブで活躍し、公式戦352試合の出場で110ゴールを記録した。エースとしてチェルシーを牽引してきた彼は、プレミアリーグとヨーロッパリーグを2度、FA杯とリーグ杯を1度ずつ制している。
レアルとアザールの契約期間は2024年までの5年間。英『The Sun』など複数メディアによると、移籍金は1億ユーロ(約123億円)を超える額になるようだ。13日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウにて、レアルの選手としてお披露目されることも伝えた。なお、着用する背番号は「7」が有力視されている。
2019-20シーズンにむけてレアルが敢行した補強は、ポルトのDFエデル・ミリトンとフランクフルトのFWルカ・ヨビッチに続きこれで3人目。ジネディーヌ・ジダン監督の下、着々とチームの再建が進んでいる。
はたして、アザールはスペインでも輝きを放つことができるのか。レアル復権のカギを握るのは、このベルギー代表アタッカーだ。