やはり遠藤航はCBとして考えられているのか 本人も「どこでプレイしても構わない」

リヴァプールの遠藤航 Photo/Getty Images

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ビルバオ戦でもCBで先発

リヴァプールはプレシーズンのテストマッチでアスレティック・ビルバオと対戦。3-2と勝利した。

日本代表MF遠藤航はこの試合にセンターバックとして先発。イブラヒマ・コナテとコンビを組んだ。

アルネ・スロット監督は、昨季もいくつかの試合で遠藤をCBとして起用していた。新シーズンのスタートにあたってリヴァプールではCBの頭数不足が懸念されているところだ。コナテとフィルジル・ファン・ダイクのほかは怪我がちなジョー・ゴメスしか本職のCBはいない。クリスタル・パレスのマーク・グエイの獲得も噂されているが、具体的なオファーを出すまでには至っていない様子だ。
となれば、スロット監督は遠藤をCBとして数えている可能性が高い。リヴァプールの公式eマガジンにて遠藤は、必要とされればどんなポジションでもこなす用意があると語っている。

「アルネと会って、彼がどのようにプレイしたいのか、彼の戦術とは何かを理解しようとしたのです。それが僕がプレシーズンのトレーニングキャンプで適応しようとしたことです。なぜなら誰もが彼のサッカーに適応する必要があったからです」

「我々は昨季にそれを試み、うまくいってプレミアリーグで優勝することができました。アルネと話したとき、どこでプレイしても構わないと言ったんです。6番でも、右サイドバックでも、センターバックでも、どこでも構わない。チームのために100%の力を出し切るつもりです」

「日本にいた頃はセンターバックもやっていたので、リヴァプールではどこでプレイしても構いません」

こういった遠藤の無私の姿勢は称賛されるところだが、遠藤は本職のCBではない。『This Is Anfield』は、「彼をCBの選択肢として持つことは有益だが、依然として純粋なCBを獲得する必要もある」と指摘している。果たして遠藤の新シーズンの立ち位置はどうなるのだろうか。

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