繋いだパス本数は驚異の”927本”! 今季CLのNo.1パスマスターは誰だ

アヤックスのデ・ヨング photo/Getty Images

トップ5を発表

チャンピオンズリーグ決勝も終わり、今大会のベストゴールを決める企画もどんどん進行している。スーパーゴールは常に注目を集めるものだが、パスの部分にも目を向けてみるべきだろう。

今回UEFAは、今季のチャンピオンズリーグ・パスマスターTOP5を発表。パスの本数、そしてパス成功率が高かった選手をランク付けしており、今大会最も中盤をコントロールしていた選手が誰なのかが見えてくる。

まず5位はユヴェントスMFミラレム・ピャニッチだ。ユヴェントスの心臓は今季チャンピオンズリーグで595本のパスを成功させており、成功率は89%だ。ブレーズ・マテュイディら運動量豊富な選手が中盤に揃うユヴェントスにおいて、パサーのピャニッチは唯一無二の存在だ。
4位は今季ビッグサプライズを起こしたアヤックスからMFフレンキー・デ・ヨングだ。通したパスの本数は749本で、パス成功率は90%に達している。来季からはバルセロナでプレイすることになっており、また1人ワールドクラスのゲームメイカーが加わることになる。

3位はバルセロナMFイヴァン・ラキティッチ。パス成功本数は854本で、成功率は92%だ。ラキティッチはトッテナム戦で決めたボレーシュートも今大会のベストゴール候補に挙げられるなど、ゴールでもパスでも注目を集めている。バルセロナの中盤でバランスを取る職人だ。

2位はレアル・マドリードMFトニ・クロース。今季はベスト16で敗れる悔しいシーズンを過ごしたが、こうした企画では常連だ。今季は641本のパスを成功させ、成功率は93%だ。

そして1位となったのは、バルセロナMFセルヒオ・ブスケッツだった。トップ3をリーガの2強が占めているのはさすがだが、ブスケッツは実に927本ものパスを成功させている。パス成功率はクロースと同じ93%だが、本数ではブスケッツが300本近く上回る。もちろん試合数の関係もあるが、今回ばかりはブスケッツが文句なしの1位だ。

来季からデ・ヨングがバルセロナの一員になることを考えると、トップ5のうち4枠をリーガの2強が占めることになる。今季は両チームともファイナルに届かなかったが、MF陣の実力は相変わらず驚異的だ。

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