U-20W杯はこの”10人”に注目! NEXTルカク、アジアのMVPも

メキシコ代表のライネス photo/Getty Images

いよいよスタート

ついにスタートするU-20ワールドカップ。ポーランドで開催される今大会には若き日本代表も参戦しているが、スタートを前にもう1度注目のプレイヤーを予習しておくのも悪くないだろう。英『Daily Mirror』が注目すべき10選手をリストアップしている。

1.モイセス・ラミレス(GK/エクアドル代表/18歳)



まずは日本が初戦で対戦するエクアドル代表からモイセス・ラミレスだ。レアル・ソシエダのBチームでプレイする18歳のモイセス・ラミレスは、指揮官ホルヘ・セリコがエクアドルのサッカー史において最高の選手の1人になると期待をかけている逸材だ。エクアドルは今年の南米ユース選手権を制覇しており、そこでモイセス・ラミレスは5試合のクリーンシートを達成している。チーム全体で堅守を売りとするチームだ。

2.ラドスワフ・マイェツキ(GK/ポーランド代表/19歳)



この年齢では珍しいが、マイェツキはすでに所属するポーランドのレギア・ワルシャワのトップチームで出場機会を確保している。今季は14試合に出場し、7度のクリーンシートを達成している。この大会で一気にブレイクして欧州五大リーグへとチャレンジしたい。

3.ダン・アクセル・ザガドゥ(DF/フランス代表/19歳)



この名前はかなり有名だろう。ダン・アクセル・ザガドゥはドルトムントのトップチームでプレイしており、今季もブンデスリーガでは17試合に出場している。この世代では飛び抜けた経験値を持つセンターバックと見ていいだろう。

4.ネウエン・ペレス(DF/アルゼンチン代表/18歳)



アルゼンチンのA代表は昨年のロシアワールドカップで失望を味わったが、ペレスはその際にロシアでのトレーニングに参加していた。U-20アルゼンチン代表はエクアドルが優勝した今年の南米ユース選手権で2位に入ったが、そこでも主将のペレスは高い評価を受けている。昨年にはアトレティコ・マドリードと契約しており、今後の成長が楽しみなセンターバックだ。

5.トム・デレ・バシル(MF/ナイジェリア代表/19歳)



マンチェスター・シティのU-23チームでプレイするトム・デレ・バシルは、イングランドの世代別代表でプレイした経験も持つセントラルMFだ。マンCではトップチームでリーグカップのゲームに出場したこともあり、優れた若手を次々と輩出しているマンCで活躍するトム・デレ・バシルがナイジェリアの一員としてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。

6.トゥルキ・アル・アマル(MF/サウジアラビア代表/19歳)



サウジアラビアは昨年行われたU-19アジア選手権を制しており、そこで大会MVPに輝いたのがアル・アマルだ。トリッキーで小柄な10番と同メディアは紹介しているが、間違いなくサウジアラビアの今後を背負う選手となるだろう。

7.イ・ガンイン(MF/韓国代表/18歳)



アジアからの選出は続く。韓国からは、スペインのバレンシアに所属することでも話題となっているイ・ガンインがリストアップされている。バレンシアではスペイン国王杯、リーガ・エスパニョーラ、ヨーロッパリーグでもプレイしており、アジアの中では今大会最も欧州で経験を積んでいる選手と言っていいだろう。

8.ディエゴ・ライネス(MF/メキシコ代表/18歳)



メキシコはA代表でも世代交代が必要と言われているが、その中でも今後の世代を引っ張る選手と言われているのがライネスだ。今年からはレアル・ベティスでプレイしており、すでにA代表も経験済み。同メディアはメキシコを引っ張ってきたジョバニ・ドス・サントス、カルロス・ベラに続くアタッカーとライネスを表現しており、サイドを主戦場とする同選手の能力は危険だ。メキシコは日本と同じグループBに入っており、不気味な相手となりそうだ。

9.アーリング・ブラウト・ハーランド(FW/ノルウェー代表/18歳)



レアル・マドリードからフィテッセにレンタル移籍しているマルティン・ウーデゴーを筆頭に、ノルウェーの若手も近年は何かと話題だ。191cmのサイズを誇るハーランドは今年の1月から南野拓実が所属するオーストリアのザルツブルクでプレイしており、同メディアはマンチェスター・ユナイテッドFWロメル・ルカクとスタイルを比較している。

10.ティモシー・ウェア(FW/アメリカ代表/19歳)



最後に紹介されたのは、リベリアの怪人と恐れられたジョージ・ウェア氏の息子であるティモシー・ウェアだ。パリ・サンジェルマンに所属していることから世界的に知られており、すでにA代表でも得点を記録している。この冬にはスコットランド王者のセルティックにレンタル移籍し、そこで3得点1アシストと結果を出している。この世代ではトップレベルのアタッカーだ。


今大会でもスカウトが目を光らせており、若い選手たちにとっては絶好のアピールの場となる。日本代表からは今回のリストに選ばれた者はいないが、ラッキーボーイ的存在が出てくる可能性もある。誰が大会の主役になるのか楽しみだ。

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