ベイル2世もアフリカのシャビも プレミアクラブが狙うべき”降格組”8名

フラムのセセニョン photo/Getty Images

2部レベルではない選手たち

今季のプレミアリーグが終了し、各クラブは今夏の補強へ向けて準備を進めていることだろう。上位クラブの補強も楽しみではあるものの、この時期に注目を集めるのが降格が決定したクラブに所属する選手たちだ。

2部に落ちるクラブの選手は狙いやすく、今季プレミアからの降格が決定したハダースフィールド、フラム、カーディフの選手たちを狙っている中堅クラブは多いはず。そこで英『FourFourTwo』は、この降格3クラブの中から来季プレミアでプレイするにふさわしい実力者をリストアップ。今夏に狙われるべき逸材を紹介している。

1.ニール・エザリッジ(カーディフ/GK)

フィリピン代表の守護神としても知られるエザリッジは、残念ながらカーディフを救うことができなかった。チームの失点数は69に達し、GKとしては悔しい成績だ。しかしエザリッジは今季のカーディフ年間最優秀選手賞に選ばれており、そのパフォーマンスが評価されている。PKのスペシャリストとも紹介されており、サブGKとして彼を置いておくのも面白い。

2.アーロン・ムーイ(ハダースフィールド/MF)



エザリッジに続きアジアの選手だ。オーストラリア代表のムーイはパスセンスが評価されており、セットプレイのキッカーも任せられると伝えられている。ニューカッスルのラファエル・ベニテスが気に入っているとも言われており、プレミアのクラブで狙うチームが出てきても不思議はない。

3.ビクトル・カマラサ(カーディフ/MF)



カマラサはレアル・ベティスからレンタルで加わっていたセントラルMFで、今季は5得点を記録している。チェルシーやレスター・シティ戦で披露したテクニックを同メディアは非常に高く評価しており、中堅クラブは狙うべきと伝えている。トッテナムも興味を示しているようだ。

4.フィリップ・ビリング(ハダースフィールド/MF)



22歳と若いビリングは、今季のハダースフィールド年間最優秀選手賞に選ばれたセントラルMFだ。強烈なミドルシュートに加えてロングスローという武器も持っており、プレミアの下位クラブの中には欲しがるところも多いはず。

5.ジャン・ミシェル・セリ(フラム/MF)



昨夏アフリカのシャビなどと表現されて注目を集めていたセリだが、プレミア1年目は苦いものになってしまった。とはいえ、2年前はアーセナルなど強豪クラブが注目していたとされるタレントだ。同メディアはエヴァートンのイドリッサ・ゲイェのような存在になれると才能に太鼓判を押しており、本来は高いレベルでプレイできる選手だ。

6.テレンス・コンゴロ(ハダースフィールド/DF)



センターバックに加えて左サイドバックもこなすコンゴロは、オランダ代表にも選ばれてきた実力者だ。左利きのセンターバックは非常に価値があり、コンゴロの場合はスピードもある。昨夏にハダースフィールドはクラブ史上最高額とされる移籍金でコンゴロを獲得しており、2部でプレイするのはもったいない逸材だ。

7.アレクサンドル・ミトロビッチ(フラム/FW)



今回紹介された8選手の中で最も計算できる選手だ。今季はプレミアで11得点を記録しており、中堅クラブのFW陣よりも信頼できるターゲットマンと言えよう。プレミアの環境も理解しており、24歳の若さも魅力的だ。

8.ライアン・セセニョン(フラム/MF)



最後に紹介されたのが、18歳のセセニョンだ。開幕前はガレス・ベイル2世と言われるなど大きな注目を集めたが、プレミア1年目は残念な結果に終わった。それでも今後の伸びしろを考えれば、興味を示すクラブは多いだろう。最近はトッテナム行きの話題が続いており、数年後にはビッグクラブで主力を張るだけのポテンシャルを備えている。

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