アーセナルには”世界トップ6″のFWがいる! 100得点の数字が示す脅威

アーセナルのオバメヤン photo/Getty Images

得点力はワールドクラス

12日に行われたプレミアリーグ最終節のバーンリー戦で2得点を記録したアーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤンは、今季のリーグ戦得点数を22に伸ばしてプレミアリーグ得点王のタイトルを獲得した。リヴァプールFWモハメド・サラー 、サディオ・マネと並んでの得点王だが、ブンデスリーガ得点王に続いての個人タイトルとなった。2つの異なるリーグで得点王になっているのは見事だ。

オバメヤンはリーグ優勝こそ経験していないが、その得点感覚は間違いなくワールドクラスだ。それを証明するデータの1つが、英『sky SPORTS』の紹介した2015-16シーズン以降の得点記録だ。

今回のバーンリー戦で2得点を決めたオバメヤンは、過去4シーズンの間にリーグ戦でちょうど100得点奪ったことになる。同期間で100得点以上を記録したのはオバメヤンを含めたったの6人で、その顔触れは非常に豪華だ。
トッテナムFWハリー・ケイン(101得点)、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウド(107得点)、バイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ(111得点)、バルセロナFWルイス・スアレス(115得点)、バルセロナFWリオネル・メッシ(131得点)の5人だけがオバメヤンより上にいることになり、オバメヤンはFWの世界ランキングでもあればトップ10には間違いなく入ってくる実力者と言えよう。

リーグ戦は残念ながら早々に優勝争いから脱落したが、ヨーロッパリーグの方は決勝が残っている。対戦相手は同国のライバルとなるチェルシーだが、ヨーロッパリーグでも8得点を決めているオバメヤンはアーセナルでビッグタイトルを獲得できるのか。ワールドクラスのストライカーを抱える今のアーセナルならば、あらゆるタイトルを狙えるはずだ。

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