なぜあの時4-0にしなかった!? 敗れたバルサ、出場してない選手に批判が

1stレグの最後が悔やまれる

バルセロナに再びの悪夢が訪れた。7日にリヴァプールとのチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグに臨んだバルセロナは、1stレグで得た3点のリードを守ることができず0-4で敗北。2戦合計スコアをひっくり返され、まさかの敗退となった。

リヴァプールの勢いも見事だったが、4失点目の場面ではバルセロナの選手がスイッチを切ってしまうなど不用意なプレイも見られた。批判を浴びても仕方がないだろう。ただ、それ以上に興味深いのは試合に出ていなかった選手が批判を浴びていることだ。

スペイン『MARCA』が批判したのは、怪我で欠場したFWウスマン・デンベレだ。デンベレが批判される理由は、カンプ・ノウで戦った1stレグの終盤に決定機を外してしまったからだ。後半アディショナルタイムにカウンターを仕掛けたバルセロナは、デンベレとリオネル・メッシのコンビでリヴァプール守備陣を完全に崩し、デンベレはGKと1対1の状況を作ることができた。
ところが、ダイレクトで放ったデンベレのシュートはまさかのGK正面。それも全く威力のないボールで、メッシが思わず顔を抑えてピッチに倒れこむシーンが印象的だった。デンベレの中には、3-0とリードしたことによる油断があったのかもしれない。4点目が何としても必要との意識は薄かったはずだ。

同メディアもあの時4点目を奪っておけばと悔やんでおり、デンベレも戦犯の1人になってしまっている。1stレグを4-0で終えていれば、まだ延長戦に持ち込むことはできた。結果論ではあるものの、あのミスが2ndレグに大きく響いたのは間違いない。

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