名手シャビがピッチを去る…… 21年の現役生活に終止符

シャビは21年の現役生活で数々の栄光を勝ち取ってきた photo/Getty Images

バルセロナでは769試合に出場

スペインのレジェンドが21年の選手生活に幕を下ろす。かつてバルセロナで活躍し、現在はカタールのアル・サッドに所属する元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが今季限りでの現役引退を発表した。

バルセロナ下部組織出身のシャビは1998年にトップチームデビューを飾る。以来2015年に退団するまで、鮮やかなパスサッカーを披露するバルセロナの中心選手として活躍した。同クラブで通算成績は769試合出場85ゴール182アシスト(『transfermarkt』より)。今季はここまでアル・サッドで公式戦16試合に出場し5ゴール6アシストを記録している。

スペイン『as』ではシャビのコメントを紹介。現役こそ退くものの、バルセロナで培った経験を活かして指導者で活躍することを誓った。
「これが選手として最後のシーズンだ。でも、指導者としての未来が待ちきれない。指導者としての私の哲学はヨハン・クライフやラ・マシアの影響を受けて長年培ってきたものなんだ。バルセロナの要素が大部分を占めているよ。私はピッチで主導権を握り、攻撃的なサッカーを見るのが好きだ。子どもの頃からぼくらが愛してきたポゼッションサッカーの要素を取り入れるよ」

1998年に彼がトップに昇格した際、ジョゼップ・グアルディオラの後継者として期待されたシャビ。彼はその期待に見事応え瞬く間に司令塔としての地位を確立した。今度は指導者の世界で次世代のグアルディオラとして期待されるだろう。はたして、シャビは監督でも一流になることはできるのか。セカンドキャリアに世界中の人々が注目している。

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