英紙は絶対の自信
1日、ついに世界が待ちわびていたバルセロナVSリヴァプールのチャンピオンズリーグ準決勝1stレグが行われる。どちらも国内リーグで好調を維持しており、チャンピオンズリーグでも優勝候補に挙げられるチームだ。好ゲームになるのは間違いない。
まずはバルセロナの本拠地カンプ・ノウでのゲームだが、英『FourFourTwo』はリヴァプールが勝利できる理由があると自信満々だ。自信の理由は大きく分けて3つだ。
1.ファビーニョがメッシを抑える
このゲームはリオネル・メッシVSフィルジル・ファン・ダイクの構図に注目が集まっていたが、その前にメッシはリヴァプールの中盤を突破しなければならない。今季アンカーの位置で印象的なプレイを見せているファビーニョは1対1の対応にも優れており、メッシも手を焼くだろう。
ファビーニョだけではない。ジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ジェイムズ・ミルナー、ナビ・ケイタと、リヴァプールの中盤はとにかく運動量が多い厄介な選手が揃っている。彼らの猛烈なプレスにはバルセロナも苦労するはずだ。
2.カウンターこそバルサの弱み
当然バルセロナもリヴァプールの高速カウンターを警戒してくるだろうが、それでも戦い方を大幅に変えてくることはないはず。まずはホームで勝利を狙いにくるだろう。その時リヴァプールには確実にカウンターのチャンスが訪れる。サディオ・マネ、モハメド・サラーを軸としたカウンターは脅威で、リーガ・エスパニョーラでは味わえないスピード感を誇る。
同メディアはこの2人をバイエルンのアリエン・ロッベン、フランク・リベリと重ねている。期待しているのは2012-13シーズンの再現だ。当時3冠を達成したバイエルンは準決勝でバルセロナを2戦合計7-0で粉砕している。カンプ・ノウでも3-0と勝利を収めており、リヴァプールの攻撃陣にも同様の爆発を期待しているのだ。
3.欧州屈指の守備
カンプ・ノウでメッシを抑えることができれば、リヴァプールはファイナル進出候補として2ndレグを迎えることになるだろう。同メディアはこのように考えているが、今のリヴァプールにはそれを実現できる強固な守備がある。前述した中盤もそうだが、ファン・ダイクを中心としたリヴァプールの守備はなかなか崩れない。バルセロナでも大量得点を望むのは難しいだろう。今のリヴァプールには1-0で勝てる安定感があり、大崩れする不安がないこともリヴァプールを信頼できる理由だ。
これら3つの理由はカンプ・ノウでハマるのだろうか。リヴァプールはカンプ・ノウでも十分勝利を狙うことができるはずだ。