柴崎岳、鮮やかスルーパスで得点を演出! パフォーマンスに指揮官ご満悦

鮮やかなスルーパスで3点目の起点となった柴崎 photo/Getty Images

約4ヶ月ぶりのスタメン出場

現地時間21日、リーガ・エスパニョーラ第33節で5位ヘタフェは4位セビージャと対戦した。試合はお互いに退場者を出したものの、PK2本を含む3得点を挙げたヘタフェが3-0で勝利し、来季のチャンピオンズリーグ出場圏内である4位に浮上している。この日、約4か月ぶりとなるスタメン出場を果たしたヘタフェの日本代表MF柴崎岳は、3点目の起点となる鮮やかなスルーパスを披露し勝利に貢献。ホセ・ボルダラス監督も柴崎のパフォーマンスにはご満悦のようだ。

「コーチ陣は日々選手たちを見ている。ガクはいつもよく練習しているね。彼の試合数の少なさを責めるつもりはないし、私は彼を祝福しなければならないよ。ガクはよく働き、チームを助け、そして我々の戦術の助けになった」

長い期間、試合から遠ざかっていた状況でも指揮官は柴崎の練習に対する姿勢を評価していたと語った。スペイン『MARCA』が伝えている。さらにボルダラス監督はこの起用について、事前に日本人MFと話し合いの場を設けていたことも明かした。
「私はホテルで彼と話したよ。そこで彼はチームに貢献するつもりだし、いつでも戦う準備ができていると言ってくれた。ヘタフェに来てから、ガクは模範的な行動をとりつづけてきたね。そしてついに、彼はみんなから祝福を受けたんだ」

控えの立場にある選手が気持ちを切らさず、準備を怠らないのは指揮官にとって非常に助かることは間違いない。加えて好パフォーマンスを披露したとなると、ボルダラス監督はもう一度チャンスを与えたくなっているだろう。苦しい時期が続いたヘタフェの背番号10だが、定位置獲得にむけて光明が見え始めている。

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