“トーレス&ジェラード時代”に彼がいれば…… リヴァプールを変える快速FW

リヴァプールのマネ photo/Getty Images

クラブOB絶賛

現在プレミアリーグの得点ランクを見てみると、1位は19得点でマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロ、リヴァプールFWモハメド・サラーが並んでいる状態だ。この数字を見ても、リヴァプールにとってサラーがどれほど重要な存在なのかが分かってくる。

では、その1つ下を見るとどうだろう。18得点を奪って得点ランク3位につけているのはアーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤン、そしてリヴァプールFWサディオ・マネだ。先日のチェルシー戦ではサラーの豪快なミドルシュートばかりが話題になるが、先制点を奪ったのはマネだ。サラーの得点ペースが落ちた時もマネが穴を埋めており、マネはもっと評価されるべきアタッカーと言える。

英『sky SPORTS』によると、リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏もマネの大ファンだと語っている。その評価は極めて高く、プレミア制覇に近づいた2008-09シーズンのチームにマネがいれば優勝できたのではないかとまで考えているようなのだ。
「私はマネの大ファンだよ。みんなクロップが獲得したサラー、ファン・ダイクといった選手について話すが、マネはクロップが3000万ポンドを費やした最初のビッグな補強だ。彼はリヴァプールがトップ4へ再び入った時の最初の補強だった。次のシーズンはチャンピオンズリーグ決勝に進み、今季はリーグタイトルにチャレンジしている。彼は最初からいたんだ」

「リヴァプールかシティがリーグを制覇すれば、その多くはワイドプレイヤーの功績によるものだ。我々が2009年にユナイテッド相手にチャレンジした時、ワイドプレイヤーがいなかった。タイトルを獲った過去のチームには突出したワイドプレイヤーがいたものだ。もし当時の我々がマネを抱えていたら、リーグタイトルを獲れたかもしれない。ウイングの選手が唯一欠けていたものだからね」

2008-09シーズンのリヴァプールといえばスティーブン・ジェラード、フェルナンド・トーレスが大暴れしていたが、確かにマネほど破壊力のあるウイングはいなかった。キャラガー氏はファン・ダイクやサラーのことも評価しているが、タイトルを狙ううえでマネの存在も欠かせないと感じているのだ。

今季のマネにはリーグ得点王を狙うチャンスまである。昨季から話題をサラーに奪われているところがあるが、得点数を見ればマネの脅威が分かってくるというものだ。

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