メッシの対抗馬はロナウドでもない、あの選手!? 今季の欧州得点王はどうなる

ゴールデンシュー争いで逆転の可能性があるムバッペ photo/Getty Images

新たな名を刻むことはできるのか

ヨーロッパ・ゴールデンシュー(欧州得点王)の歴史が動くかもしれない。この賞は2009-10シーズン以降、9年にわたってリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、ルイス・スアレスという3人のみが受賞してきた。この3人が他を寄せ付けない偉大なストライカーということの証明でもあるが、そろそろ別の選手が賞を獲得してもいい時期のはずだ。今季もここまでレースをリードしているのは既に過去5回の受賞経験を持つメッシだが、その背後には初受賞を狙うニューフェイスがいるようだ。

ゴールデンシューは、その選手のリーグ得点数に所属リーグごとで定められた係数をかけたポイントによって競われる。係数はUEFAランク上位5リーグ(スペイン・イングランド・イタリア・ドイツ・フランス)が2と他のリーグより高い数値に設定されており、リーグレベルを考慮してランキングが算出される仕様となっている。

スペイン『MARCA』は、今季のゴールデンシュー争いにおいてトップを走るメッシに対抗できる選手が1人だけ存在するとしている。その選手とはパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペだ。ムバッペは今季ここまで52ポイント(26得点)を記録しており、メッシに次ぐ2位につけている。3位のファビオ・クアリャレッラは42ポイント(21得点)でトップとは差が開いてしまっているため、同メディアは逆転の可能性があるのはムバッペのみと考えているようだ。

出場試合数に対する得点ペースを見てみるとムバッペが23試合に出場し26得点、メッシが26試合に出場し29得点とわずかにムバッペがメッシを上回っている。つまり、もし2人が同じ試合数をこなしていた場合、トップに立っていたのはムバッペだったかもしれないのだ。もちろんこれは机上の空論に過ぎないが、逆転の可能性を提示するうえで重要な要素であることは間違いない。

しかし、同時にムバッペは自らの行動によってその出場試合数を減らしているのも事実だ。彼は第4節のニーム・オリンピック戦で暴力行為によって一発退場となり、3試合の出場停止処分を受けている。一方のメッシは、今季だけではなくバルセロナでのキャリアにおいて一度もレッドカードを貰った経験がない。数々の個人賞を獲得しているストライカーは、チャンスロスに対するケアも抜かりないことがわかる。ムバッペが逆転でゴールデンシューを獲得するためには、こういった純粋な得点力以外の部分も磨く必要がありそうだ。

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