不調レアルにさらなる追い討ち…… 孤軍奮闘の“超新星”が長期離脱へ

負傷交代を余儀なくされ、思わず天を仰ぐヴィニシウス photo/Getty Images

セレソンデビューもお預けに

レアル・マドリードは6日、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが負傷離脱することになったと発表した。

5日に行われたチャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグで、アヤックスをホームへ迎え入れたレアル。この一戦でもスターティングメンバーに名を連ねた18歳のヴィニシウスは、前半半ばに右足を負傷し、マルコ・アセンシオとの交代を余儀なくされる。ピッチを去る際、涙を浮かべながら天を仰ぐ姿がカメラにも捉えられており、ケガの具合が心配された。

その後の検査の結果、右足腓骨関節の靭帯を断裂していることが判明。具体的な復帰時期などは明かされていない。ただ、『MUNDO DEPORTIVO』など複数のスペインメディアによると、ヴィニシウスは2ヶ月程度の離脱を強いられ、おそらく復帰時期は5月半ばになるとのこと。そのため、3月の代表戦でブラジル代表に招集され、セレソンデビューも期待されたが、今回は見送りとなるという。
なお、チームが不調の中でも、積極的にドリブルを仕掛けて局面を打開しようとするなど、孤軍奮闘していた“超新星”が抜けた影響もあってか、レアルはこの一戦でアヤックスに1-4の敗戦。2戦合計スコアも3-5とひっくり返され、3連覇中の王者はラウンド16で姿を消すこととなった。屈辱の逆転敗退に加えて、“超新星”の長期離脱。同メディアは「レアルにさらなる悪いニュースが重なった」と伝えている。レアルにとって、ヴィニシウスの離脱は大きな痛手となってしまったかもしれない。

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